わたしの便秘解消法

便秘薬を飲まないとで全く出ない超頑固な便秘体質だった私。便秘歴20年の間に試して「効いた」「効かなかった」方法について記しています。原因・症状の解説や便秘解消の、食べ物・飲み物・運動・マッサージ・薬・サプリ・など色々試してみた結果を感想にしました。

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便秘薬(下剤)の種類

便秘薬の種類

便秘薬を大きく分けると6つの種類があります。
種類ごとに働き方が違うので便秘のタイプによって使い分ける必要があります。

大腸刺激性下剤

大腸を直接刺激し排便反射を起させる薬です。
ビサコジル・ピコスルファートが配合されているコーラックなどの市販の便秘薬やセナン・大黄・アロエなどの生薬成分が入っている漢方便秘薬などがあり、便秘薬に一番多いのがこの大腸刺激性便秘薬です。
効果は高く頑固な便秘でもわりと簡単に出やすいです。

ただし服用し続けると薬の刺激に耐性ができてしまい薬の量が増え飲まなければ出なくなる副作用があります。
また長期間使うと大腸メラノーシスとなってしまいます。

薬を飲んでから効き目が現れるまで6~10時間ほどかかります。
夜就寝前に飲むと翌日の午前中に便意を催すようになります。
便意を催す時に腹痛がでやすいのも刺激の強い便秘薬の特徴です。

小腸刺激性下剤

小腸刺激性下剤は小腸を刺激することで腸の蠕動運動を活発にする便秘薬です。
大腸刺激性下剤よりも副作用が少ないで下剤です。
よく使われているのはひまし油で、ひまし油のリシノール酸(リチノール酸)に小腸を刺激する作用があるためです。
オリーブオイルに多く含まれているオレイン酸にも小腸を刺激する作用があり、オレイン酸の方が小腸で吸収されにくく効果が高いとも最近では注目を集めています。
強く刺激するものではないため副作用も少ないのがこのタイプの下剤の特徴です。

ひまし油の飲み方は大さじ1~2ほど飲みます。
大さじ1がだいたい15ml(cc)くらいです。
効果を高めるために倍以上の量を飲むと吐き気や腹痛が起きる場合があります。
油は消化に時間がかかり消化の負担が大きいので大量摂取は良くありません。
消化機能に不安があればご自身の体質に合うか、少量で試してから使用を検討。

塩類下剤

腸管から吸収されにくい塩類の浸透圧で腸管から水分が奪われず便を柔らかく保つ性質を利用したものが塩類下剤です。
主に塩化マグネシウム・酸化マグネシウム・クエン酸マグネシウムなどがあります。
副作用がほとんどなく長期間服用しても問題ない下剤です。
肝臓機能が低下している人はマグネシウムが上手く排出できず溜まりやすくなるので使用を避けてください。
また下痢と便秘を繰り変えす痙攣性便秘の方は腸管内の水分が多くなるので下痢が悪化します。

食事毎に服用します。食前・食後・食中のどこで飲んでもかまいません。
飲んだ塩類下剤が大腸に降りてくると下剤として効果を発揮します。
直接便意を起させるものではないので腹痛はほとんどありません。

糖類下剤

塩類下剤と同様腸管から吸収されにくい糖類が浸透圧で便をやわらかくします。
善玉菌のエサとなる糖類で増殖した善玉菌が大腸の蠕動運動を活発にさせます。
糖類下剤にはモニラック・ソルビトールなどがあります。

糖類下剤は小児の便秘で処方されたりします。
難消化吸収糖質のオリゴ糖も多く摂取することで糖類下剤と同じ働きをします。

膨張性下剤

水分を吸収し便のかさを増やすことで腸壁を刺激し排便反射を起させます。
膨張性下剤は腸内の便が少ないために便意が起こりにくい人に効果的です。
生理的な排便に近い働きをする便秘薬です。
多くは寒天、小麦ふすまなど食物繊維が主成分です。
ただ痙攣性便秘の人には効果がありません。
また腸管が狭くなっていると便が詰まってしまい逆効果になる場合があります。
他にお腹の張りを感じることもあります。

浣腸

下剤ではありませんが排便を促すなら浣腸も効果的。
肛門からグリセリンなどの薬液を注入することにより直腸へ刺激を与え大腸の蠕動運動を促します。
グリセリンは浸透圧の作用により腸内に水分を引き寄せたり、便の滑りを良くします
浣腸は排便させるのに最も即効性があり、薬液を注入してから3~10分後には便意をもよおします。
浣腸は病院でも大人から子供に用いられています。

気をつけて注入しないと肛門や直腸を傷つけてしまう恐れがあります。
便が直腸に溜まっている場合効果的なのですが、便がかたくなって奥の方で詰まっている場合水分出ないこともあります。
その場合大腸刺激性の便秘薬で溜まっている便を出してください。
浣腸でも出にくいかなり頑固な便秘の人は大腸刺激性の便秘薬を多めに服用しないと出ないかもしれません。
浣腸は多用すると刺激に耐性ができて効きづらくなるのでなるべく頻繁には使用しないことを心がけましょう。

まとめ

大腸刺激性下剤や浣腸は刺激が強いために他の下剤と違って便通の効果が得やすいですが、その分使い続けると耐性ができて効きにくくなり、また便秘体質を悪化させもします。
なるべくならどうしても出ないときだけに使用するのがいいと思います。
ご使用の際は先のこともよく考えて使いましょう。


公開日:
最終更新日:2014/12/04