わたしの便秘解消法

便秘薬を飲まないとで全く出ない超頑固な便秘体質だった私。便秘歴20年の間に試して「効いた」「効かなかった」方法について記しています。原因・症状の解説や便秘解消の、食べ物・飲み物・運動・マッサージ・薬・サプリ・など色々試してみた結果を感想にしました。

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大腸内視鏡検査の準備から終了まで

未だに死亡率にランクインする大腸がん、さらには、潰瘍性大腸炎・クローン病・腸管の狭窄症状・腸閉塞・腸捻転・大腸憩室症などは腸の中を見ないと診断・治療できなかったりもします。
下血を痔だろうと思っていたら大腸がんだったという話が知人にもいました。
前年ポリープも全くなかった腸に次の年はポリープができてることもあり、自分では普段見えない臓器のことなので定期的に大腸内を検査をするのが望ましいです。

私もお腹の張りが気になり大腸ファイバー検査をしたので、その体験を元に大腸内視鏡検査の流れや注意事項や感想・アドバイスなども加えて説明します。

受診と検査の申し込み

大腸内視鏡検査、または大腸ファイバー検査は健康診断や人間ドッグでやる機会があるかと思います。
人間ドッグの検査をするような大きな病院でもできますが、近所のクリニックでも大腸の検査をしている病院は多いです。

大腸内視鏡検査病院を受診した当日にすぐ検査をするわけではありません。
検査をするには腸内をからっぽにしないと隅々まで見ることができないので、医師と日取りを決め検査の数日前から食事制限、前日と当日に渡される薬を飲まなくてはなりません。
ですから最短でも受診から二、三日後くらいになります。
近年大腸内視鏡検査をする人が増えているので、私の時もかかった2つの病院とも予約がいっぱいなため翌週に持ちこされることになりました。

前々日の食事制限

大腸の中を見る時に食べた物や便が残っていたらガンやポリープなどの疾患の見逃しや誤診する恐れがあるので大腸ナウいはすっかり何もない状態まできれいにしておく必要があります。
そのために病院から食事制限が言い渡されます。

食事制限は病院によって少々異なりますが基本どこも同じような制限をされます。

食べてはいけないもの

検査の前々日から食物繊維の多い物を避けなければなりません。
食物繊維(セルロースなど)は人間の消化酵素では消化されないので他の食べ物と比べると腸に残りやすくなります。
キャベツ・レタス・白菜・ほうれん草・大根・さつまいも・トウモロコシ・そば、など主に野菜です。
特にごま・豆類・海藻・こんにゃく・きのこ・ごぼう・トマト・キュウリ・イチゴ・キウイ、は要注意リストに入っています。
ごまは小さいので多くを噛まずに飲みやすく、また噛まないと全く消化さないまま口から腸へと流れていくので検査の時に腸に残っていることがあります。
イチゴやキウイも?と不思議に思うかもしれませんが、ゴマのように種がある食べ物は避けてください。
またたんぱく質でもいか・たこ・えび・貝類は避けなければいけません。

牛乳などの乳製品は腸に膜をはり見えづらくするため検査の前日から禁止です。
アルコールものまないでください。

大腸内視鏡検査前日の食事

食べよいもの

逆に食べても良い物は、たまご・にく・白身の魚・はんぺん・魚肉ソーセージ・豆腐・食パン・ご飯・柔らかく似た野菜・みそ汁(豆腐以外の具は基本NG)・ポタージュスープ(コーンなどの粒が入っていないもの)・プリン・あめ、などです。

難しい方は検査前の2日分の食事が用意されている大腸内視鏡専用検査食など病院で購入できることもあります。
価格は1500円前後位です。

その他の注意

前々日はそこまで厳しい食事制限ではないため許可されている範囲内では何を食べても良いですが、油っこい者など消化を遅らせるものは避け、よく噛んで消化しやすくしておきましょう。
便秘がちの人は検査前の数日間は便秘にならないよう下剤を飲んでください。

前日の食事制限

前日の朝食や昼食からからもう少し制限が厳しくなるところもありますが、大抵前日の夕食は、おかゆ・うどん・そうめん・豆腐・具のないみそ汁(豆腐は可)・澄まし汁とかなり食べられる範囲が狭められます。
夕食は病院で決められた時間までに食べて、その後はなにも食べてはいけません。
ただし水・白湯・お湯・お茶・コーヒー・スポーツドリンク・透明なジュース、などの飲み物は飲んでも可能です。

私は前々日の朝は食べなかったので、昼はパンとお肉と卵焼きとみそ汁(具なし)と、夜は野菜を避け冷ややっこ(薬味などは無し)とお肉とご飯。
前日は朝はごはんとポタージュスープとはんぺん、昼はおかゆと具なしの茶わん蒸しとみそ汁(具なし)、夜はうどんと豆腐を食べました。
おかずか少なく味けないので、うどんは醤油や麺つゆやすき焼きのタレなど味を変えたり温めてすうどんにしたりしました。
下剤よりも負担が少ないマグネシウムのサプリメントで便をやわらかくするなどし前日に数回排便を行っておくと腸に食物片や便が残りづらくなるので当日の腸管洗浄も早めにきれいになりやすいです。

前日に飲む薬

医師から決められた時間もしくは寝る前に下剤を飲みます。
検査の時間が午後の場合は違うかもしれませんが大抵は前日の夜に薬を飲みます。
検査前日の夜に飲む下剤と検査当日に飲む下剤は病院によって違いますが、効き目の強い下剤のため朝起きてすぐ出る人もいれば、夜中に便意をもよおして何度もトイレに行く人もいます。

下剤:ラキソベロン私の場合はマグコロールP50gとピコスルファートナトリウム内用液0.75%[PP]で、200mlの水にマグコロールを解きピコスルファートナトリウム内溶液を入れて飲みました。
炭酸のように泡立ちスポーツドリンクのような味で飲みやすいです。

ピコスルファートナトリウム内用液はラキソベロンと同じもので通常便秘の人が10~15滴水に溶かして飲みますが検査前日に飲む分は内容量の10mlを全部飲みます。

当日に飲む薬

検査当日は一切食べことは禁止ですが水・白湯・お湯・スポーツドリンクは飲んでも構いません。

経口腸管洗浄剤:ムーベン

経口腸管洗浄剤というものを飲みます。
病院によってはガスコンも一緒に飲むことになっています。

大腸ファイバー検査用下剤

経口腸管洗浄剤はビニールの袋のような容器の中に粉末状の薬が入っていて水を2L入れてよく振り溶かします。
コップに注ぎ2時間で全部飲みきるようにします。
初めの15分間は時間をかけてコップ2~3杯を飲みます。

飲み始めてからだいたい一時間くらいで便意があり、何度もトイレに行き便意がなくなるまで出し切ります。
トイレに行ったら便の色を確認します。
何度も排便を繰り返すと便が薄い色になってきます。
便のカスなどが残らず透明か~透明な黄色ぐらいの色になっていればOKです。
どのくらいになったら検査ができるのか便の状態と色を判断する写真が載った紙を病院からもらうのでそれを見て判断します。
失くした時はインターネットで検索か画像検索をしてみてください。

経口腸管洗浄剤の味と飲みにくさ

薬:大腸の検査用洗浄剤

薬の種類はニフレック・マグコロール・ムーベン・ビジクリア錠などがあり、マグコロールは飲みやすく、ニフレックはまずいと評判を聞きます。私の時はムーベンでしたが、ポカリスエットと薄い食塩水の間のような味でした。
おいしくはないけれどこれならなんとか飲めそうだと初めは思ったのですが、途中から量の多さと味が受つけなくなってきました。

1.5Lくらいまでしか飲めなくてもまれに許されるところもありますが、大抵これ以上飲めませんと訴えても全部飲みきるように言われると思います。
ギブアップして飲みきれなかったら病院で腸がきれいになるまで浣腸で洗浄する事になる場合があります。
飲み辛い時は水やお茶など許可された飲み物で口の中をリセットさせましょう。
ビジクリアは15分おきに5錠と200mlの水やお茶を飲むという方法で、50錠の錠剤と計2Lの水を飲むことになりますが、ニフレックなど味がどうしても嫌だという方には少しは楽に飲めると思います。

検査開始

大腸内視鏡検査用穴あきパンツ

検査前に下半身は服も下着も全部脱ぎ、内視鏡を通すための穴があいた検査用パンツに履き変えます。
フリーサイズで大きくゆったりとしているので細身や普通体系の女性なら穴があいている部分目立ちにくいです。細身の私にはぶかぶかだったので院内を立って歩いても後ろが気になりませんでした。

検査が始まるまでの時間にもう一度トイレに行くことをおすすめします。
全部出し切ったと思っていても残っていた水分が腸に下りてくるまで時間がかかっていることもあります。

無痛麻酔あるいは痛みの少ない浅い麻酔や腸の動きを止める麻酔をかけます。
麻酔を打つので頭がふらふらしたりします。車や自転車で来院しないでください。

内視鏡が入りやすいように肛門にゼリーを塗ります。
腸内を見えやすくするために空気を注入し腸管を広げますが、お腹が張って苦しくなるので遠慮なくガス(おなら)は出して下さいと言われます。
むしろ出すことでがカメラが通りやすくなるようです。
検査中は横を向いたり仰向けになったり足を組んだりと腸の曲がる部分でカメラが通過するよう体勢を変える支持がされます。

大腸内視鏡検査

もし眠っている間に行われる検査でないなら、麻酔が効いているので痛みは感じにくいですが腸の中を大きい物が通過する感覚があります。
場所によっては痛みを伴う場合もあり痛いと思ったらすぐに医師に伝えましょう。

盲腸のところまでカメラが到達すると引き返します。
復路は医師が腸内をモニターで見せてくれることもあります。
ポリープ・がんなどの腫瘍や疾患がある部分などはその時説明を受け、小さい腫瘍ならその場で切除手術や組織を採取もします。
手術を行いたくないなら事前かその場で切除したくないと伝えましょう。
腫瘍やポリープの切除に入院は必要なく基本的には日帰り手術になります。
切除手術になると検査するだけの料金よりも1~2万円程度高くなります。
がんなどの大きい腫瘍になると、総合病院などの大きい病院であらためて手術することになります。
早ければ20分くらいで検査が終わります。

検査後

異常がなければそのまま帰宅してあとは何を食べても食べて大丈夫です。
急にドカ食いなど食べ過ぎたり高カロリーの食事をすると胃に負担がかかるので、なるべくなら胃に優しい食事からゆっくり元の食事に戻して行のが良いでしょう。
帰宅の際は麻酔が残っていてふらつくこともあるので気をつけて帰って下さい。
薬で水分の吸収を防ぎ水分が不足気味であり、また排便や病院までの移動で疲労しているので、軽く食べられる物や飲み物を事前に用意しておくと速やかに水分補給とエネルギーチャージができます。

腫瘍・ポリープの切除手術後

手術をした場合は制限が加わります。
切除した個所からの出血を防ぐために食事制限や運動制限をします。

食事は検査前のように一週間は繊維質、生もの、油っこいものを避け、3日間はやわらかく消化のしやすいものを食べてください。
術後一週間はアルコールと刺激物は絶対に食べないでください。
お腹一杯にはせず、腹八分目を心がけましょう。
手術の程度によっては絶食を言い渡される事もあります。

手術から2~3日は特に安静にし、腹圧がかからないように心がけてください。
当日は入浴禁止で、なるべく一週間はシャワーにしてください。
重いものを持ったり激しい運動もしてはいけません。散歩程度なら可能。
病院から処方される整腸剤を飲み自然な排便をコントロールし、トイレでも強くいきまないようにしましょう。
旅行も一週間は行かないでください。
もし排便の時に大量の出血が続いたらすぐに病院に連絡しましょう。

最後に

すごく不安に思っていた検査もやってみるとそれほど恐れるものでもないです。
女性はとくに恥ずかしいかも知れませんが、検査室は照明を弱くして暗く検査用のパンツでお尻のほとんどが隠れてますし、検査に入ると先生はモニターを見ていて淡々と進むので想像しているよりは楽にできるのではないかと思います。
病気がなかったという安心感も得られるし、異常が見つかっても命が助かる確率が上がると思えばやるにこしたことはないので、体調やお腹に病気と疑わしい不安を抱えているなら一度検査してみてください。


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